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日本経済新聞(2011118日参照)

東京23区で、橋の長寿化のための修繕計画をまとめる区が相次いでいます。橋の寿命は約50年と言われ、高度経済成長期に建設された橋が今後次々と対象に上ります。東京23区では、多額の費用がかかる架け替え時期を延ばし、計画的な架け替えや補修を実施して建築コストの平準化を狙うとのことです。

そこで今回は、国・自治体の橋の長寿命化対策のための方針、修繕計画についてまとめてみました。

国の自治体への補助金制度

国は、2007年度に橋の長寿命化修繕計画を策定する自治体への補助金制度を創設しました。

2009年度までは計画策定を申請した自治体に対し、策定費用の2分の1を補助していました。同制度の後押しもあって、すでに9区が長寿命化修繕計画の策定を終えています。(千代田、大田、墨田、北、板橋、中央、江東、品川、葛飾)

2011年度内にさらに9区が策定する予定です。(江戸川、新宿、杉並、豊島、荒川、渋谷、文京、世田谷、目黒)

では、具体的にどのような修繕計画なのか、豊島区と中央区の例を次に上げてみます。

豊島区と中央区の橋の修繕計画

豊島区は、2011年度内に橋の修繕計画を策定する予定です。対象は区が管理する14橋。そのうち4橋は築40~50年が経過していますので、今後10年内に架け替えが相次ぐ可能性があります。そのため、区の財政を圧迫する恐れがあるのです。そこで計画では、点検や補修工事、架け替えが特定の年度に偏らないようにスケジュールを設定し、財政の圧迫を防ぐようにするとのことです。

中央区では、すでに2010年9月に橋の修繕計画を策定しました。2019年には区が管理する橋の7割超の23橋が築50年以上になります。今後は計画的に補修して架け替え時期を先送りすることによって、2039年までの約30年間にかかるであろうコスト約55億円のうち、約12億円の削減を目指しています。

今後、橋の点検・補修工事の入札案件が増えてくることが予想されます。

上記の修繕計画からも今後、橋の点検・補修工事の入札案件が増えてくることは確実と言えそうです。区の財政を圧迫することがないよう10年内に毎年コツコツと案件が出てくることが予想されますので、いつ、どのタイミングで入札案件が出るか分かりません。土木工事関連の企業の皆さまには、是非、早め、早めの情報収集を徹底して頂きたいと思います。

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